今日はてなブックマークというサイトをみていたら、素晴らしすぎる記事のお手本にであいました。
その記事は、「羽田空港と成田空港を間違えたけど間に合った話」 というタイトルで投稿されたNoteでした。
内容は、「羽田と成田」を間違えてしまった人にむけて解決策をわかりやすく的確に書いてあるのですが、僕にはまったく関連性のない話題でした。
それなのに読み物としておもしろい。文章にどんどん引き込まれていきあっという間に最後まで読み切ってしまいましたw さらには、書き手にも興味がわき、その人のコンテンツを片っ端から読みあさりました。
この人の書いた記事(Note)はトレンドブログやネットビジネスの情報発信にも活かせることだらけの最高の教科書だと思ったのです。
今回は、ブログ記事として構成と書き方が100点満点のお手本をシェアするとともに、どこが素晴らしくて、僕たちはどこらへんを参考にすればいいのかを解説していきます!
もくじ
ブログ記事の構成が学べるnote
僕が今日めちゃくちゃ勉強になった記事はこちらです。
noteというサービスに投稿されただれでも無料で閲覧することができるコンテンツです。 まずは、1度目を通してみてください。 そして、こちらの記事に戻ってきて、解説をよみすすめてください。(3分くらいでサクッと読めます)
牧村朝子さんが書いた記事の構成を分解してみると、このような感じになっていました。
(2)即座にユーザーが求めている情報をわかりやすく提示
(3)自分の体験談を交えてエピソードを語る
(4)具体的な情報をストーリー形式で語る
まるで記事を読み終わったあとに、1つの映画をみたかのような疾走感がありました。 僕は羽田と成田をまちがった経験がないけど、1つのストーリーとして自分が体験したかのような臨場感を味わえる内容でした。
いや〜すごいですよね。 牧村朝子さんという方はプロの文筆家さんだそうです。
僕たちにこのようなプロの技はかんたんには真似できないけど、ブログ記事の構成やストーリーで伝えるという手法を学ぶことはできます。
出し惜しみなし!記事の冒頭で解決策を爆速提供!

牧村朝子さんの記事は、まさに情報の爆速提供です。
この記事は、「成田と羽田をまちがえて1秒を争うほど焦っている人」がターゲットになっているため、情報の出し惜しみはユーザーにとって利便性を失うことになります。
もしも、解決策を提示するまえに牧村朝子さんの実体験エピソードを最初に書いてあったらどうでしょうか。
そのまま読み進めていれば【求めている情報】が書いてあるのに、別のページへ移動していた可能性もありますよね。 牧村朝子さんにとっても良いことはないし、ユーザーにとっても時間のムダになります。
記事の構成をミスってしまうと、ユーザーがほんの3秒くらいでサイトから離脱しちゃいます。
トレンドアフィリエイトブログも、結論を冒頭にかくのが基本です。 まずはユーザーが1番ほしいであろう情報を爆速提供してあげること。 その後に、あなたの主張だったり、より詳しい情報を付加してあげることで、文章の厚みがましていきます。
今回の「空港をミスった人」がターゲットになっている記事はまさしく良い例ですよね! 情報の出し惜しみをしていたら、ダメだったわけです。
ブログ初心者さんに多いミスですよね。 「良い情報は最後おたのしみっ♪」とか言っていると誰も読んでくれないわけです(笑)
僕も昔はおんなじミスをしていました。 その結果、Google Analyticsの数値をみたときに絶望するのです。圧倒的に低い滞在時間と、高すぎる直帰率に震えたこともあります。
そのサイトで扱っていたアフィリエイト案件は売れないし、クリックもされないという状況。 SEOでアクセスはやってくるけど、それ以上の発展が一切ないような状況でした。
自分のストーリーを交えて記事を書く

実体験こそ、ほかの誰にも真似できないオリジナルコンテンツです。
情報発信をしている人の多くがぶちあたるブログのネタ切れ。 これは実体験から記事を書いてしまえばかんたんに文章が書けます。
過去に起きた実体験でもいいし、今日のできごとを自分なりの視点で書けばオリジナルになります。
牧村朝子さんの記事もまさに、実体験をストーリー形式で紹介されていました。 文章がうますぎて1本の映画を見ているかのような臨場感がありました。
ストーリーは、読み手にめちゃくちゃ大きなメリットをあたえてくれます。
・読んでいてたのしい
・文章に引き込まれる
・臨場感があるので具体的にシーンをイメージできる
・自分も体験しているような感覚になる
ストーリーはまさに文章との相性が抜群です。
単純に情報だけをならべられた文章は、読んでいるだけで疲れるし、最後まで読む気持ちにすらなりません。
しかし、ストーリー形式になっているとまるでマンガを読んでいるような感覚で読み進めることができます。 記事の内容は牧村朝子さんがまさに体験した直後にかいている文章なので、臨場感がギンギンに溢れだしています。
僕は成田空港と羽田空港をまちがったわけでもないのに、真剣になって解決策を読み、牧村さんが体験したエピソードをドキドキしながら楽しんでいました。
トレンドブログとかで記事をつくるならば、実体験をストーリー形式で一連の流れで書いていくと、読者も読みやすくなります。
僕たちは牧村さんのようにプロの文筆家のようなスキルはなくとも、こういったエッセンスを取り入れることはできます! それこそ、今から書く記事に応用することもできますよね。
臨場感については「料理」を例にして解説をしたことがあります。くわしくは読まれる記事の書き方をプチ解説【臨場感を持って文章を作る】をお読みください。
説得力が自然と出る文章構成になっている
牧村朝子さんの記事は、説得力がありまくりです。
なぜかというと、まず記事の冒頭でつぎのようにアナウンスをしています。
「羽田 成田 間違えた」
これで検索していらした方、お気持ちお察しします。
めっちゃ焦るのわかります。まずは、深呼吸してください。
どうすればいいか、最初に手短にまとめます。
検索エンジン経由でこの記事にアクセスした人にとって、めちゃくちゃ役に立つリード文ですよね。
訪問したユーザーからすれば、「この記事で問題が解決できるかも」と一瞬でおもわせることが可能になります。
そこから連続して、解決策を箇条書きで鬼のように爆速提供しています。 記事にアクセスしてから、解決策にたどり着くまで5秒くらいです。最強ですね。

そのまま読み進めていくと、解決策をすべて読み終わります。 そこで1度、記事として内容が一旦完結しているのです。

以上です。幸運を祈るぜ。グッドラック。
という言葉で締めくくられており、ほんとうに困っている人はここまで読めば十二分に満足できるはずです。
記事の冒頭からおわりまで、たったの546文字です。 それだけでユーザーの欲求を満たして問題解決をしているのです。 ブログ記事は文字数が多くなければいけない!というのは幻想であり、ときに長過ぎる文章はユーザーを迷わせてしまうマイナス要素にもなるのです。
【短く、シンプルでわかりやすい】 これを体現しているのが、牧村朝子さんのnoteです。
一旦おわりと見せかけて、さらに文章にはつづきがあります。

実際に1時間前におなじようなミスを体験している牧村朝子さんが書いた文章であることがわかりますw これはエグいですよね。 まさに自分実況中継のようなリアルすぎる文章です。
ここを読むと、「この人は実際に私とおなじミスをした人なのか」という事実がわかります。 これは最強に説得力のあるコンテンツになります。 なぜなら、同じ悩みを抱えて、克服した人の記事だからです。
たとえばですが、ハゲてもいないフサフサの人間が「育毛剤」を紹介する記事を書いていたらどうでしょうか。
・臨場感がない
・ウソくさい
・なんだかふわふわしている内容
文面から怪しさがただよってくるはずです。 それっぽく装っても、じっさいに困っている人が文章をよめば、「この人はうそくさいな」と一瞬で見破ります。
しかし今回のnoteは実例をもとに、【解決策+体験談】を書いているので説得力は抜群だしなによりも書き手である牧村朝子さんのファンになってしまうほどの魅力があります。
僕は、牧村朝子さんの書く文章がだいすきになり、一瞬でファンになりましたw それくらい、すごい学びのある内容でした。 本当にこのnoteをたまたま見つけたことに感謝したくらいです。
アフィリエイトサイトでも説得力のある記事の書き方は、牧村朝子さんの文章からいくらでも参考にできます。
(2)具体的な変化や状況を書く
(3)画像や動画などのデータを提示する
(4)継続的に情報を発信していく
やれること、取り入れることはいくらでも出てきます。
牧村さんの記事は、「空港をまちがえたけど、なんとか間に合った話」というテーマなので、時間にすると2〜3時間のできごとです。
アフィリエイトサイトや情報発信をしているブログで説得力をつけていくならば、継続的な記事更新も1つの効果を発揮します。
アフィリエイトサイトであればその商品やサービスを使う前と、使ってからの変化をこまかくコンテンツにしていけば、ある一定の人物にとってはめちゃくちゃ有益な情報源になります。
それこそ時間がかかる体験記は、コツコツと書き続けていけば誰にも負けないオリジナルコンテンツになります。 そんな記事がブログ全体にたくさんあれば、ファンもつきます。 1人の訪問者がいくつもの記事を読み込んでくれるきっかけにもなる。
(2)爆速で解決策をわかりやすく提示
(3)実体験を語ることで、解決策の説得力が高まる
(4)情報だけでなく、発信者に信用や興味がわく→ファンになってもらえる
この記事は、的確な情報提供からの、読み物としてもおもしろいエピソードを語ることで”情報”の説得力を高めました。さらに、文章を書いた牧村朝子さんに対する信用もうまれてファンを作ることもできます。
僕は今日はじめて牧村朝子さんという人物を知り、1つの記事でファンになりましたw
共感される記事はSNSでシェアされやすい
猛烈に共感を集めたり、人におすすめしたくなるような記事は拡散力が半端ないです。
今回のnoteもはてなブックマークで1500以上〜シェアされています。

はてなブックマークのコメントをみても評判の高さがわかりますね。 読み物としてめちゃくちゃおもしろいのでSNSでシェアしたくなる気持ちがわかります。 Twitterでつながっている仲のいい人たちに良いコンテンツは積極的に紹介したくなりますよね〜。

僕もこの記事を読み、熱烈に心動かされてこうしてシェア(共有)しているのです。 僕のブログは月間で20000〜30000PVほどあるので、このブログからシェアがさらに増える可能性もあります。
1つのコンテンツをシェアしてくれるユーザーが100人、1000人と増えていったら物凄い影響力になりますよね。 ゴリゴリのアフィリエイトサイトでは鬼のように拡散される記事は難しいですが、一定のユーザーに役に立つコンテンツを作る意識を常にもつことが大事です。
シェアはそれほどされないけど、固定で訪問しつづけてくれるファンが徐々に増えていけばブログ更新のモチベも高まりますよね!
僕は普段からシェアをねらったコンテンツはほとんど作りませんが、1人のターゲットが読めば満足してもらえるようなクオリティを常に目指しています。 自戒の念を込めて、お互いにがんばっていきましょう^^
まとめ
本日紹介したコンテンツは、そのまま記事の書き方としてテンプレート化してもいいくらい学びの多いものでした。
部分的なエッセンスをパクるも良し、牧村さんの文章の構成を丸パクリするも良しです。 パクるのは悪いことではなく、学びを取り入れるために超重要なことです。(コピペのことじゃないですよ!)
1度同じ構成で文章をかいてみると、感覚がインストールされるので型がみにつきます。
トレンドブログを運営している人は、この文章構成はかなりお手本として優秀なのではないでしょうか。 ユーザーが求めている情報を爆速提供するあたりとか、最高の実例ですよね。
(1)冒頭で記事の内容を簡潔に提示
(2)即座にユーザーが求めている情報をわかりやすく提示
(3)自分の体験談を交えてエピソードを語る
(4)具体的な情報をストーリー形式で語る
ーー
(1)で訪問者にこのページの役割を理解させる
(2)で知りたい情報を一瞬で提供する
(3)で体験談で説得力と、筆者の信用度を高める
(4)ストーリー形式なので文章をすらすら読める
文章のユーモさや、理にかなった構成、流れるように読めるストーリー形式の記事、ほんとうにどこを切り取っても学びだらけのコンテンツでした。
それでは本日は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
PS
牧村さんが出版しているコミックと本を買ってみました〜