雑談

ストーリーを通して大相撲の力士を知るとファンになる。

今日は2018年大相撲初場所を見ていました。

テレビ中継で見ていたのですが、NHKの男性アナウンサーがある力士のエピソードを紹介していました。

 

そのエピソードは壮絶なもので、相撲をちょっとでも知っている人からすると険しい道を歩いてきたんだな〜。と思えるような内容でした。

で、僕はそのエピソードを聞き終わったあと純粋に、「この力士を応援していこう」と思ったのです。

 

これってファンを作るきっかけになっていますよね? エピソード(ストーリー)によってファンにさせられてしまったのです。

やっぱりストーリーの力は人を惹き付けるな〜と改めて実感したので、軽く紹介してみたいとおもいます^^

 

3度の骨折を経験して復活をした力士の話

テレビ中継をみていたとき、男性アナウンサーが語ったエピソードをちょっと紹介しますね。

 

ーーアナウンサーが語ったエピソードーー

竜電(りゅうでん)という力士は、若い頃から実力があり非常に注目されていた力士でした。
しかし、股関節の骨折により度重なる休場を繰り返していました。

なんと股関節を3度も骨折をして、番付(階級)はみるみる落ちていきます。

実力と番付を上げていた矢先の出来事だったのです。

しかし、3度の骨折を経験してもなお稽古にはげみ、時間をかけてコツコツと番付を上げて幕内力士として土俵に帰ってきました。

そんな竜電のこれからに注目していきたいですね。

(幕内力士とはわかりやすくいうと、相撲界のトップ層に位置する階級です。NHKのテレビ中継で取り組みが放送されるのが幕内力士のみ。)

ーーーーここまでーーーー

 

こんな風にアナウンサーが竜電という力士のエピソードを紹介してくれていました。

分かりやすくいうと、成長→活躍→ケガ→挫折→復活して幕内力士としての再スタート!

このような流れで下から這い上がってきていたのです。

 

竜電(りゅうでん)がケガをして挫折をしたけれども、ふたたび這いあがり幕内力士として土俵に復活したというエピソードは、テレビで応援している人からすれば心に残りやすいですよね。

「下の階級から上がってきた。 」と紹介されるよりも、実力はありながら骨折をして何度も休場をして番付(階級)が下がった。

 

しかし、リハビリをして怪我を克服しまた相撲界の最前線で活躍している。

これは1つのストーリーですよね。

(1)幕内力士を目指して相撲をとっていた。
(2)徐々に実力をつけて順調に番付を上げていた。
(3)しかし、まさかの股関節を骨折するという大ケガ
(4)ケガをして番付を落としてしまう
(5)ケガを克服して再び番付を上げていく
(6)そして幕内力士として土俵に帰ってきた
(7)これからは幕内力士として新しい戦いがまっている

まるで神話のストーリーのように、挫折や試練を乗り越えてふたたび復活するというストーリーをテレビ中継で紹介されていました。

 

これを見ていた僕は竜電(りゅうでん)という力士のことは忘れないと思ったのです。
さらに竜電の過去(背景にあるエピソード)を知っているので、これからの取り組みはよおもしろく見れると思うんです。

 

ただ単に、取り組みをしているのではなくて、
ここまで這い上がってくるエピソードがあっての今この取組があるわけです。

そう考えると、1つの戦いでも情報量がケタ違いに多くなりますよね。
より見ているファンからすればおもしろさが増すし、感情移入します。

相撲中継をみているファンもきっとこのストーリーに魅了されて竜電のことを応援するとおもいます。

 

人というのはストーリーに非常に大きな影響を受けます。

映画やアニメ、マンガもストーリーです。

記憶に残りやすいという特徴もあるため、
大勢いる幕内力士のなかでも強烈なストーリーを持っているお相撲さんほど、テレビを見ている人から認識されやすいのです。

 

2017年の九州場所では、安美錦(あみにしき)という超ベテラン力士が勝ち越しをしたことが大きなニュースになっていました。

この安美錦(あみにしき)という力士は、現役最高齢力士です。

無差別級の相撲にとって、若い世代が次々と実力をつけて上に這い上がってくる過酷な世界です。

 

場所中は15日間連続で取り組み(試合)をします。 年齢による筋力の衰えだったり、反射神経の衰えなどがあるなかで、幕内力士としての勝ち越し。

これがあまりにも偉業だったので、連日 安美錦関の取り組みにはめちゃくちゃ注目が集まっていました。

 

僕もテレビ中継をみていたのですが、場内の歓声もものすごい熱量だったし、横綱の取り組みよりも熱気があったのでは?というレベルでした。

この安美錦関も、実はこの現役最高齢での勝ち越しをするまえに壮絶なストーリーがあったのです。

 

この力士も、アキレス腱断裂という大ケガをして幕下力士(テレビに映らず給料ももらえない階級)に転落していたのです。

当時37歳でしたので復活は絶望的。 このまま引退するのでは? とまでささやかれるほどの大ケガだったのです。

 

相撲をみているファンもかなり現役復帰は厳しいのではないかと思っていたに違いありません。
アキレス腱断裂というケガは若い力士であったとしても、相撲人生を左右するレベルの出来事です。

しかし、安美錦はケガを完治させて幕下で結果をのこして、ふたたび幕内力士として返り咲いたのです。 挫折からの復活を果たしました。

 

これは強烈な復活劇として相撲ファンからすれば猛烈に記憶にのこるエピソードとなり、安美錦を応援するファンがめちゃくちゃ増えたのです。(もとから人気力士ですが)

僕もその一人です。

僕は相撲に興味を持ち始めたのは2年くらい前です。 ちょうど、稀勢の里が横綱になる1年位前だった気がします。

最初は安美錦という力士にあまり興味をいだいていなかったけど、
こういった背景にあるストーリーを知ることで、ファンになりました。

 

そんな大挫折を経験してからの、幕内力士として第一線で戦って勝ち越しという偉業をなし得るという、誰も予想をしていなかったであろうものすごく強烈なストーリーが描かれたのです。

ほんとマンガみたいなレベルの話ですからね(笑) 本当に凄いことです。

 

僕は最初に相撲に興味をもったころは、力士の名前なんてほとんど知りませんでした。

さすがに横綱の白鵬とか日馬富士は知っていたけど。それ以外の力士でも知っていたのは数人だけでした。

 

でもテレビ中継をみていて、相撲の取り組みのあいだの時間をつかってアナウンサーが力士のエピソードを語ることがあります。

このときに頭に残るほどの印象的なエピソードがあればすんなりその力士を覚えられたりするのです。 それもそこまで強くない力士であったとしてもです。

逆に、上位陣にいるけど名前と顔がイマイチ合致しない力士もいました。

 

こういった点からみても、やはりストーリーのちからは絶大だなあと。

背景にあるストーリーが魅力的であればあるほどに、人をひきつけて離さないのです。

僕たちもビジネスではストーリーの力を使うと思いますが、相撲中継にもしっかりストーリーの力が利用されていました。

 

テレビ中継をみている人からすれば力士を好きになったり応援するきっかけになりますよね。

色々な場所でストーリーが使われているので、自分の心が動かされたときにちょっと立ち止まって考えてみると楽しいかもしれません(^O^)/

 

PS

よく力士に「○○関(ぜき)」という呼び方をしていますが、
これは十両以上の幕内力士のみ○○関とつけてもいいのです。

幕下力士だったり、引退をした元力士の方を○○関と呼ぶことはないのです!

つまり、朝青龍関と呼ぶのは間違いだということです! 元横綱の朝青龍さんというのが正解ですね。

 

ちなみにテレビ中継されるのが幕内力士とよばれてちゃんと給料も出る階級です。
しかしそれ以下は給料として相撲協会から支給されるお金はないのです。

手当という形でお金を支給されるそうですが、それだけでは生活をしていくには厳しい金額だそうで。

 

これ知っておくと相撲がちょっぴり理解できるのでおすすめです^^