コピーライティング

まずは開封時の香りをどうぞ。飲まなくても楽しめるコーヒーのパッケージ

ふと気がついた。 パッケージのあけくちにこのようなコトが書いてあった。

「まずは開封時の香りをどうぞ」

一瞬なんのことはわからなかったけど、2秒くらいしてようやく理解できた。

このインスタントコーヒーのパッケージを開けるときに、コーヒー粉末の香りを楽しんでくれということかと。

ゆっくりと開けて、そのまま鼻を近づけて匂いをかいでみたら・・

めちゃめちゃいい香りでした(*´ω`*)

コーヒーを飲むまえから楽しませてくれる仕掛けに感動しました。

この体験があってから自宅でペーパードリップタイプのインスタントコーヒーは、この商品しか買っていません。

飲む前から楽しませてくれるパッケージ

商品のパッケージのデザインで売上は大きく変わります。

それに加えて、パッケージにどのようなメッセージや言葉を入れるかによってもお客さんが手にとる確率も変わってきます。

インスタントコーヒーのデザインは、ゆったりとした高級感を演出した商品が多いです。

僕が好きで飲んでいるAGFのコーヒーパッケージも、藍色とゴールドを基調としたデザインです。

ゆったりとコーヒーを飲んで大人の時間を過ごして欲しい。という思いがこもっているのでしょうか。 

真相はわかりませんが、商品名に「ちょっと贅沢な珈琲店」と書いているので、ちょっと贅沢な時間を楽しむイメージをデザインに反映しているようですね。

生で手にとってみると、ほんとうにキレイです。

色合いも落ち着いており、珈琲=リラックスタイムというのが自然と連想できる。

さらに、フォントも工夫されており高級感溢れるデザインにぴったりな書体です。 これが可愛らしいポップ体のフォントだったら世界観がだだ崩れです(笑)

こういったバランスを兼ねて「ちょっと贅沢な珈琲店」という商品の世界観が構築されています。

インスタントコーヒーのパッケージはブログ作りにも活かせる

「ちょっと贅沢な珈琲店」のパッケージから学べることがたくさんあります。

あなたのブログの世界観を見直すきっかけになるかもしれません。

世界観というのはブログのデザインのことではありません。 デザインもそうですが、あくまでも一要素です。

どのような世界観をブログで提示しているのか? 果たしてそれを伝えるためにちゃんと表現できているのかを見直すこともできますよね。

もしも、「ちょっと贅沢な珈琲店」のデザインがポップだったり、色合いが可愛い感じだったら、世界観が駄々崩れですよね(笑)

この商品のパッケージのあけくちに「まずは開封時の香りをどうぞ」と書いてあります。

これも商品が持っている強みである香りを体験してもらうためですよね。 これが書いてあるのと無いのでは、香りを楽しむ人の割合は圧倒的に少なくなるはず。

僕もこういったひとことが書いてあることに気がついたからこそ、「匂いをかいでみよう」と思ったのです。

で、実際に匂いを体感してみたところ・・・「最高にいい香りだった!」 

僕はこの仕掛けで心を動かされてこの商品のファンになりました。 

味よりも先に、という点がミソですよね。味じゃなく香りでファンを作ってしまったということ。

仮に、このひとことが書いてなかったら僕は別の商品をかい続けていた可能性もありますよね。 少なくともこの商品を1年くらいリピートしているのでこれは大きな差になるはずです。

たった一言。されど甘くみてはいけない。

ブログでも良いサービスを提供しているのであれば、その価値を伝えるためにもう少し改善することはできないか?

このように考えてみると、何かきっかけが掴めるかもしれません。

アフィリエイトサイトでいうならば、商品ページへ飛ばすリンクのテキストを少し変えるだけで結果がめちゃめちゃ変わりますよね。

ABテストをするとあからさまに違いがわかります。

テキストの言葉を変えると、クリック率が高くなったり。クリック率が高くなったけど売上が下がることもある。

無理に誇張した文章で誘導すれば、クリックされる回数はふえるけど購入につながる確率は減ったりするのです。

ですから、無理な誘導だったり誇張表現は逆効果なのです。

「ちょっと贅沢な珈琲店」という商品を見て分かるように、なんとも絶妙な誘導文ですよね。

「まずは開封時の香りをどうぞ」

圧をかけて行動を促すような文章ではなく、あくまでもさらっと書いてある程度。

僕も最初の何回かは気が付かなかったレベルです。

この誘導文がかりに、「パッケージを開けるとめちゃくちゃいい香りがします!」 と書いてあったら、たしかに匂いをかぐ人は増えるだろうけど、

「めちゃくちゃいい香りがする!」と最初から文章で書いてあるので、たとえいい匂いがしても「あ、ほんとだ〜」くらいの感動だと思うんです。

でも、「まずは開封時の香りをどうぞ」であれば判断はあくまでもあなたにおまかせします。 というスタンスを取っているので、たとえ同じ香りがしたとしても感動レベルは変化するはずです。

同じ香りだとしても、価値の伝え方で結果は驚くほどにかわる。 10の価値が100になることもあるし、10の価値が下手すると0になることもある。

 どういった形で伝えるかによっても全然反応が違うのです。

セールスレターを書くときにも使えるし、メルマガや記事でも応用できる。

ビジネスをしている人間からすれば学べることだらけですよね^^ 今回はこの商品のパッケージの文言やデザインなどが優れているなと感じたのでレビューさせていただきました!

日常であなたが何気なく使っている商品のパッケージに目を凝らしてみてください。

こういったパッケージデザイン1つとっても、企業の人達は様々な意味や思いをこめてつくっています。 その意図が少しでもわかる楽しくなる。

モノのみかたもかんり変わります。  受け取る側の視点、仕掛ける側の視点どちらも分かるようになると学びがいっぱい隠れています。

また面白いものがあったら紹介します!