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NETFLIXのウェブ広告が秀逸!アニメの目に特化した意味とは。

お風呂上がりにYouTubeをみたら、ある広告がトップページに貼ってありました。

「目をみれば、かわる。」という言葉とともに、アニメキャラクターの目がずっしり並んでいる画像。

内容としては、NETFLIXの会員数を増やすための広告なのですが、
「目に特化」していることで、広告を広告だという認識をせずに見ることができるのです。

これってめちゃくちゃ秀逸だなと思います。

そもそもYouTubeは広告ダラケです。 メディアなので当たり前ですが。

・動画を開いても5秒みないとスキップできない広告
・動画視聴中に下部にバナー広告が表示される

トップページ、動画再生中など関係なく広告があります。

当たり前ですが、多くの場合はスキップされます。
興味のない、感心のない広告をわざわざクリックして見る人なんていませんよね。

でも、このNETFLIXの目に特化した広告は違います。

自分の好きなアニメがあるか探しながら視聴する

この広告が良いところは、その人が好きなアニメがあるか探しながら見れるところです。

例えば、進撃の巨人が好きな人であれば登場キャラがでてこないから最後まで注目してみます。

アニメ好きな人って好きな作品が2つも3つもあることが多いので、
この広告をみている途中に、別の知っている作品や好きな作品があれば興奮します。

実際にこのようなコメントがありました。






みんなそれぞれの好きなアニメを探しては、あるとコメントをする。
同じアニメが好きな人はそのコメントにグッド!の反応をしたり、
コメントをしあって盛り上がってます。

広告なのにこれほど高評価の比率が多く、コメント欄が賑やかで
盛り上がっているのは珍しいですよね。 アンチコメもないし穏やかです。

全体を巻き込んで楽しませつつも、NETFLIXで配信されているコンテンツを
ほぼすべて紹介しているのは凄いことです。

普通に考えて「いいアニメは、目がいい」ってフレーズをみると、
「どういう意味だろう??」となりますよね。 メルマガやブログ記事のタイトルにも使える、
開封ギミックと同じです。 動画(広告)を見てもらうための作戦です。

そして実際に動画をみたら納得。

自分が好きな作品を、自分で否定する人なんかいないので、
NETFLIXの広告をみたら、「いいアニメは目がいい」という言葉が腑に落ちるのです。

はじめて自分で広告を押してしまった! なんてコメントまで(笑)
これほど惹き付ける広告はあまりないですよね。

単純に、NETFLIX1ヶ月無料だよ! とか、
「こんなアニメもありますよ!(作品ずら〜)」と紹介するだけじゃ見る人が減ると思います。

でも、「いいアニメは、いい目をしている」だから心に残るアニメは、
目をみただけで記憶が蘇る。
そんな忘れられない作品に、あなたもきっと出会うはず。

このようなフレーズと共に、NETFLIXへの登録リンクがそっと貼ってあります。

1ヶ月は無料なので、これに興味を示してNETFLIXへ加入する人はかなり多いのではないでしょうか。

これは別に新しいアニメ作品を求めている人だけに向けた広告ではなく、
過去に見ている作品の「目」を流すことで、
昔の記憶が一瞬にして蘇るのです。

「懐かしいな、このアニメ」
「この作品もう一度みたいな」
「まじかよ!この作品もあるんだ!」

・・・こんな感じで過去にみて思い出に残っている作品が、
NETFLIXで配信されていることをしって興味を示す人もいるのです。

実際に登録してみるかってなるのです。

広告なのに30秒が早く感じたとコメントされちゃうほど魅力的でしたね。
広告は興味がない5秒間だけでもイラッとしますw(スキップ連打ですよね!)

僕も好きなアーティストのミュージックビデオを再生するときに、
5秒間関係のない広告が流れると「早くしてよ!」ってなります。

それなのに、例え宣伝であったとしても
契約する、しないに関わらずに見る人が楽しませることができる広告は、
めちゃくちゃ秀逸ですよね。 学ぶところだらけです。

ビジネスにも応用できる

これは僕達がやっているビジネスにも応用がきく視点です。

「とりあえず買うか、買わない」は問わずに、
見てくれた人に何かしらの価値を渡せているかが重要です。

例えば良いセールスレターは、そのサービスにお金を払わなくても
読むだけで学びがあったりします。

僕がいつも勉強させてもらっている方のレターは正にそうです。

読むだけで、聞くだけで、なにかしらの価値をもらっているのです。

そういった方たちは、「絶対に1人でも多く売るぞ!」とか、
「売上を伸ばすために煽りまくる」という行為はしません。

正しい煽りだったり、美しい売上のたてかたはしますが、
下品ややり方は一切しません。

だからこそ、NETFLIXの広告とおなじように、
見るだけ・聞くだけで何かしらメリットを受け取ることができるのです。

そんなレターが送られてきたら、買っちゃうのも不思議なことじゃありません。

モノを売っていない人でも応用はできます。
ブログ記事でも同じ。

記事を読んでくれる人はわざわざ時間を使ってくれているのだから、

「少しでも読みやすく、1つでも何か感じてもらえる記事にしよう!」

・・・このような意気込みで文章を書くといつもより記事の質が自然と高まります。
逆に、奪ってやろうとか、もっとアクセスを稼いでやろうなどの
自分よがりな理由で記事を書いちゃうとまったくアクセスがこなかったり。

Google Analyticsのデータをみると、精読率がめちゃくちゃ低くて、
それが滞在時間に出ちゃったり。

良いことは1つもないんですよね。

広告っぽくない広告という点でも秀逸だったのですが、
それ以上に、
「見ている人を楽しませながら、NETFLIXで配信されているコンテンツを一挙に紹介している」
これがとても勉強になるなと思いました。